銘酒を愛でる会

  季節の美味しい料理と全国から厳選された清酒を楽しみます。お酒を飲めない方でも楽しめます。原則毎月第2土曜日開催。

(リーダー:和田 修芳)

 

2023年12月9日 <第117回 銘酒を愛でる会>

幻の酒 「SHIN 八海山」

12月の銘酒を愛でる会を12月9日に魚平で開催しました。

参加者は14名。お酒は「幻の酒」ともいわれる「SHIN八海山」でした。

神奈川県の日本酒の業界団体である神酒連と八海山のコラボで生まれたお酒で、度数が18度あります。少し甘みがありながら切れのあるスッキリした飲み心地。素晴らしい名酒でした。他には剣菱を堪能。料理は蓮根サラダ、勘八カマ塩焼き、鮪のお刺身に加えてなんと1匹丸ごとのウナギのかば焼きが供され、一同大満足でした。

 

銘酒を愛でる会 サブリーダー船木邦康

 

2023年11月11日 <第116回 銘酒を愛でる会>

「灘の男酒、伏見の女酒」、違いは水!

 灘は灘五郷(神戸・西宮沿岸部)、伏見は京都市伏見区。灘も伏見の江戸時代からの銘醸地。灘は「宮水」で硬水。伏見はマグネシウムやカルシウムなどの成分が含有された中硬水。

 11月11日(土)、第百十六回「銘酒を愛でる会」が「うおへい」さんで開催。今回は、高山恵太郎氏(S42政経、月刊「たる」編集長)選定の「玉乃光」や「月の社」など9種類の伏見の日本酒を用意。同氏解説後、料理は、オーナー和田修芳氏(S42商)が解説。スモークド牡蠣、ホタテ貝、海老姿焼きや鮎など旬の料理で、伏見の女酒を堪能しました。参加者は前回より大幅に増えて12名。 

2023年10月21日(土) 銘酒を愛でる会の記事が月刊「たる」に掲載されました

 9月9日開催の第114回銘酒を嗜む会で試飲した美濃吉野醸造(奈良県)「花巴」が、高山惠太郎編集長が主催する月刊「たる」11月号に掲載されました。

月刊『たる』は、1980年にたる出版より創刊した酒雑誌。酒のグルメ情報のほか、各国における酒の文化や各人の酒にまつわるインタビューや対談などの内容で誌面を構成しています。

高山恵太郎氏(S42政経)が1979年に出版社を立ち上げ、当時のサントリーより発行されていた洋酒天国の佐治敬三や開高健などの協力もありお酒の雑誌として創刊。

当初は季刊誌としており、創刊号には藤本義一と旭堂南陵の対談が掲載されました。

近年は、お酒のみならず、カルチャーも取り上げるなど、教養の高さや専門性には定評がある。表紙絵には、画家として出始めた頃の片岡鶴太郎の作品が使用されたこもあります。

2023年10月14日(土) 銘酒を愛でる会

 10月14日、第百十五回「銘酒を愛でる会」が開催されました。今回は、会津の栄川でした。会津榮川酒造は、大阪夏の陣の後、越後国を経て会津野沢郷に移り住んだ大阪落人の石田與一左衛門重友を初代とし三代市十郎友治が会津松平家に遠慮して石田の姓を石川に改め、文化四年(1807)に会津藩より酒箒(酒造免許)を得て、現在十五代目だそうです。

 会場を提供していただいている和田さんが、9月28日に明治記念館で地域安全感動に尽力した功績により警察庁長官より防犯栄誉金章を授与されたとのことで、併せて祝杯をあげました。

 

2023年9月9日(土) 銘酒を愛でる会

 9月9日、第百十四回「銘酒を愛でる会」が開催されました。今回の銘酒は、奈良吉野杉の木桶で仕込まれ、60年ぶりに復活したという美吉野酒造の「百年杉 木桶仕込み」と「花巴 速醸生酒」、「HANATOMOE YOSHINO MASAMUNW」。清水さんに入手して頂いた神奈川県川西屋酒造店の「丹沢山」。魚平さんの料理は、お刺身、天ぷら、お蕎麦、奈良漬け、吉野のくずもちなど、大変おいしくいただきました。

2023年5月6日(土) 銘酒を愛でる会

 今年5月6日に第102回を迎えた銘酒を愛でる会は、原則として毎月第2土曜日の午後5時半から逗子市新宿にある「魚平」で開催されます。

 日本各地のそれこそ銘酒を愛で、そのお酒に合った料理が提供されます。山地や季節の移り変わりを感じられる料理も満足できるものです。コロナ禍のため一時中断しましたが、見事に復活しました。

 5月は富山県の満寿泉、4月は和歌山県の世界一統、3月大阪府の浪花政宗でした。酒屋ではなかなか手に入らない絶品を味わえるのが大いなる楽しみです。月間「たる」の編集長高山惠太郎さん(昭41政経)によるお酒にまつわるうんちくに耳を傾け、魚平の和田修芳さん(商42商)から料理の説明を聞きながら、2時間はあっという間に過ぎてしまいます。

 高山さんのご手配で酒蔵から自慢の清酒をご提供いただき、そのお酒について会員が分担して記事を書き、「たる」に掲載するという新機軸を昨年11月から始めました。

 和気あいあいの銘酒を愛でる会にお気軽にご参加ください。参加費は一人5千円です。

             サブリーダー 船木邦康

2023年3月6日 銘酒を愛でる会

 銘酒を愛でる会は、2011年(平成23年)3月6日初回開催以来1年間を通じてほとんど毎月1回開催され、まもなくなんと110回を迎えることになる稲門会の長寿継続している同好会の一つです。

 日本全国津々浦々の日本酒醸造酒蔵の協力のもと、その季節に合った銘酒を稲門会会員の皆様と共にゆっくりと味わい、各会員の近況報告情報交換などを話し合いながら「季節のおさかな料理店」ならではの、その時々の清酒を引き立たせる食材を用いたコース料理にて一献傾けながら愛でて一夜を楽しむことが出来ると云う集まりをしております。

 思い起こせば北は道北増毛町から清酒醸造可能最南端九州延岡市の酒、そして沖縄の幻の日本酒迄一応一巡し、日本全国の日本酒をよくぞまぁ飲んだ、吞んだものです。これからも各地酒造会社のご協力の新種を楽しんでいただく企画を続けてまいりますので、お好きな方は事前にお問合せ、そして参加登録をお願い致します。

 原則第二土曜日17時~ 開催いたします。 (リーダー 和田修芳)

2012年11月3日 沖縄の酒「黎明」と沖縄料理

今夜は和田さん(魚平)が経営する沖縄料理の店「くくる食堂」で沖縄の銘酒『黎明』(25度の日本酒)を愛でることになった。もちろん、料理は沖縄料理である。
ラプテーなど沖縄独特の料理に舌鼓を打ちながら、25度の『黎明』に心なしか、いつもより酔いが早く回る。酔いが回り始めたころ、やっと私の好きな「豆腐餻」が出てきた。このにおい、味、舌触り、そしてやや褐色の赤レンガ色、どれをとっても大好きだ。
今晩の皆さまはいつも以上に盛り上がっていたように感じた。とりわけ、マスターの和田さんはご機嫌だった。